主食を変えていく理由 ②
溜まっていく「有害物質」

 

私たちは、普段の生活のなかで、さまざまな有害物質にさらされています。PM2.5をはじめ、ヒ素やカドミウム等、排気ガスなどで汚染された大気、化学肥料や野菜果物の残留農薬、食品添加物、タバコ、一般に使用されている洗剤や歯磨き、シャンプー、石鹸などにも。これらに含まれる有害な物質が体内に蓄積されると、動脈硬化やガン以外にも、ホルモンのバランスが崩れたり、原因不明とされている症状(頭痛、めまい、食欲不振、倦怠感など)をきたす可能性が考えられます。また、ストレスや不摂生が原因で、私たちの身体の中で有害物質が発生することもあります。有害物質の蓄積は、美容・健康の不調にも繋がっています。




●ストレス
免疫システム・神経系・循環系機能・消化系機能など、ストレスは身体のいろんな機能を阻害してしまいます。特に免疫力の低下や、ストレスによりさらに活性酸素が溜まりやすくなります。



 

● 食品添加物
長期保存できる加工食品には、保存料、着色料、香料、甘味料、酸化防止剤など、さまざまな化学物質が含まれています。インスタント食品やファストフードは、できるだけ控えるべきです。値段や便利さで選ぶのではなく、安全な食材を選びましょう。





● 健康食品・栄養補助食品
言葉の響きは良いのですが、健康に良いとは限りません。不足している栄養素を補助的に飲む程度ならまだしも、多くの種類の健康食品を摂取することは避けるべきです。できるだけ自然の食材から栄養を摂取しましょう。





● 薬
「薬は薬にも毒にもなる」「あらゆる薬に副作用がある」といわれます。薬は、本当に必要なもの以外は毒にしかなりません。主治医と相談して、本当に必要な薬だけを服用しましょう。





● 芳香剤・香水
「芳香臭の強い部屋にいると頭が痛くなった」という経験はありませんか。芳香剤や消臭剤も有害な物質を多く含んでいます。芳香剤に頼らず、換気を心がけましょう。





● タバコ
タバコには約四千種類の化学物質が含まれており、発癌物質以外にも人体に有害な成分が多く、「タバコは毒の缶詰」ともいわれます。タバコの煙は避けましょう。





●お酒
アルコールは分解されると、アセトアルデヒドという有害物質に変わります。お酒は過度にとりすぎるとアセトアルデヒドが吐き気や頭痛を引き起こし、さらに肝臓に負担をかけ、様々な病気の原因になります。




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